人事異動や中途入社などにより
担当者がかわることがあります。
新たに信頼関係を築くのは
一朝一夕でできるものではありません。
「前任者の方がよかったな」
と思われないように
良い関係を築くためのコツをお伝えします!
- 引き継ぎはしっかりと
前任者から引き継ぎをする場合は
案件の内容から担当者の特徴まで
できる限りの内容を引き継ぐようにしましょう。
≪特に確認が必要な項目≫
・担当者の名前・肩書き
・現在進行形の案件の進捗状況
・過去の実績
・過去に起こったトラブルと対処法(あれば)
・担当者の性格、趣味、注意すべき点
今後に関しては先方から
要望をヒアリングできますが
過去の実績やトラブルに関することなどは
先方にたずねると失礼になってしまうので
社内で共有しておくことが肝心です。
ただし、引き継ぎに時間がとれないときは
進捗状況と注意すべき点だけを
押さえておくといいでしょう。
- オープンに自分のことを話す
自分の情報をオープンに話すことを
「自己開示」といいます。
まずは、相手のことをたずねるよりも
自己開示をした方が安心感を与えられます。
これまでの仕事で学んだことや
学生時代の部活動や現在の趣味など
自分という人間がわかるように
具体的なエピソードを交えて話しましょう。
先方の担当者と共通の趣味があれば
一気に距離が縮まります。
前任者から事前にきいておくのもいいですが
あまりにも詳しく伝わっていると
「どんな噂をされていたんだろう?」と
不信感を与えてしまいかねないので注意を。
- 未来の話をする
今後、どのようにしていきたいのか
未来の話をするといいですね。
現状の不満や改善点などを聞きながら
最終的なゴールをイメージすることが大切です。
そうすることで
「この人となら良い仕事ができそうだ」と
前向きに仕事に取り組めるからです。
ですから、現状の不満や愚痴で終わらないように
明るい未来をイメージするところまで
話を導くようにしましょう。
- 1回目の面談の内容を確認する
初めての面談が終わったら
引き継いだ内容から新しい情報までを
議事録として先方と共有します。
たとえば
契約をしたときの支払い日や
進行中の案件のスケジュール、
次のアポイントや提案の期日などを
ワードやエクセルで作成して
メールで共有するといいでしょう。
そのときに、BCCで前任者にも送っておけば
前任者にも安心してもらえます。
また、間違いがあったときに
指摘してもらえるので
ミスを未然に防ぐこともできます。
引き継ぎには十分な時間が
取れないこともありますが
丁寧な対応を心がけて信頼関係を築きましょう。