貸し会議室やセミナールームのレイアウトには
さまざまな種類があります。
用途によってレイアウトを変更できるのも
貸し会議室ならではの良さですよね。
今回は、代表的な6つのレイアウトの紹介と
その形式に合った使用例をお伝えします。
◆シアター形式
ステージまたはホワイトボードに向かって
映画館のように椅子を並べる方式です。
机を使わず椅子のみを横一列に並べるので
人数が多いときに効率良く
収容できるメリットがあります。
ただし、メモが取りづらいのが難点です。
使用例
- 講演
- トークショー
- セミナー
- 上映/上演
◆スクール形式
ステージまたはホワイトボードに向かって
机と椅子を配置した最も一般的なレイアウトです。
全員に机があるのでメモが取りやすく
資料、パソコン、ドリンクなどが
置けるのもメリットです。
ただし、机を置くことで場所をとってしまうため
シアター形式に比べると
収容人数が少なくなります。
使用例
- セミナー
- 講演
- 説明会
◆コの字型
机を向かい合わせに設置して
カタカナの「コ」の字型にするレイアウトです。
ステージやホワイトボードが見やすい位置なので
スクリーンに資料を映し出す
会議やコンペにも最適です。
また、他の参加者の顔が見やすく
参加者全員が発言する場にも適しているので
全員参加のディスカッションに向いています。
使用例
- 会議
- プレゼンテーション
- コンペティション
- 上映
◆口の字型
参加者が向かい合わせになるように
長机を四角形に並べます。
ホワイトボードやスクリーンを使わず
参加者同士のディスカッションが中心の場合や
ひとりずつ発言をしていく
会議などにも向いています。
使用例
- ディスカッション
- 会議
- 報告会
- 説明会
◆アイランド(島型)形式
机と椅子を対面に設置してグループ(島)をつくり
会場内に複数の島を設置するレイアウトです。
グループごとに意見を発表したり
ワークショップ形式のセミナーに向いています。
1つの島に対して3~6名程度を
配置することが多く
参加者の親睦が深まりやすいのが
アイランド形式の特徴です。
使用例
- ワークショップ
- 研修
- 会議
- ディベート
◆対面方式
長方形の机の2つの辺に並行して
椅子を置き対面するレイアウトで
居酒屋やファミリーレストランで
見られる形式と同じです。
少人数での商談や打ち合わせに
適したレイアウトなので
人数が増える場合はコの字型やアイランド形式に
変更するのもいいでしょう。
使用例
- 商談/契約
- 打ち合わせ
- 会議
- 面談
- 少人数セミナー
その他、立食パーティーや
お披露目会などに適している
レセプション形式などもあります。
用途によってレイアウトが
変更できる貸し会議室もありますが
机と椅子が備え付けの場合もあるので確認を!
先に収容人数とレイアウトを決めてから
場所を決めるのも効率的な方法です。
いかがでしたか?
貸し会議室を選ぶときの
参考になればうれしいです。