貸し会議室を拠点にする場合は
同じ場所を選んで定着させた方が良いのか
それとも違う場所を
転々とするのが良いのでしょうか?
その答えは、貸し会議室を
使用する人の目的によります。
今回は、ケース別に
どちらが良いのかを解説します。
- 会議や商談をする場合
決まった取引先と会議や商談をするときは
拠点を同じ場所にした方がいいでしょう。
取引先から近い場所や
清潔感のある場所を選ぶのがポイントです。
人数の増減により会議室の大きさを選べるような
複数の会議室がある場所を選べば
商談や打ち合わせから大人数の会議まで
拠点を変えずに行うことができます。
ただ、相手が取引先の場合は
会議室代を自分が
負担しなければならないこともあるので
拠点を決めるときは
コストを抑えるのも重要です。
その場合は
大事な商談のときだけ
重厚感のある場所を選ぶなど
内容に応じて場所を変更するのもいいですね。
- セミナーを開催する場合
セミナーを開催する場合は
同じ場所を拠点にした方が定着しやすいですが
必ずしも拠点を同じ場所が良い
というわけではありません。
なぜなら
同じ内容のセミナーや教室であっても
時間帯、人数、ターゲットによって
場所を選ぶことで
申し込みにつながることがあるからです。
たとえば
主婦向け
……平日の昼間、小さめの会議室、託児所付き
会社員向け
……平日または週末の夜、アクセスの良い場所
というように、ターゲットによって
会場や開催地域を変更するといいでしょう。
ただし
定期的に開催している教室や
シリーズのセミナーなどは
拠点を移さない方がいいといえます。
セミナー当日に参加者が会場を間違えたり
道に迷ってなかなか到着しない
ということもあります。
また、同じ場所に通うことで
安心感が生まれるので
教室やセミナーの受講を
継続してもらいやすいという
心理的な効果もあります。
- ノマドワーカーの場合
オフィスを持たないノマドワーカーが
取引先と打ち合わせをする際などに
会議室を使う場合は
ケースバイケースだといえます。
基本的には、決まった会議室を
オフィス代わりに使った方が
移動の交通費と時間を
カットできるのでおすすめです。
ただし、複数の取引先がある場合は
相手ごとに拠点を定めるのもいいでしょう。
そんなときのために、
小規模の貸し会議室の候補を
いくつかリストアップしておくのが
おすすめです。
会場選びのポイントは
急な予約やキャンセルが
可能な場所であることや
次の移動先へのアクセスが良いこと
自分の仕事のカラーに合っている
といった条件が挙げられます。
拠点を定めるのか変更するのかは
その人の職業や使用の目的によって変わります。
いずれの場合も
相手がその場所に無事に到着できるように
住所や電話番号、地図のURL、
建物名と会議室名などの
詳細を事前に伝えておいてくださいね!
この記事が拠点選びの
参考になればうれしいです。