セミナーや講演会を開催するときに
時間通りに進めれらなかった
経験はありませんか?
または
最後の方に時間がなくなってしまう……
なんてこともあるのがセミナーです。
今回は、そのような事態を防ぐために
時間内におさめるための
進行のコツをお伝えします。
- セミナーの全体像を把握せよ!
まずは、セミナー参加者が
会場に到着するところから
帰るまでを想定して
進行を考えていきます。
主な流れ
参加者の到着
受付
着席
主催者からの挨拶や注意事項
セミナー本編
終わりの挨拶
アンケート等の記入と回収
参加者の退室
というように流れを確認して
それぞれにかかる時間を
想定しておきます。
セミナーの規模にもよりますが
人数が多くなればなるほど
大幅にスケジュールが
ずれることがあるので
スタッフがいる場合は入念に
打ち合わせをしておきましょう。
- 事前に決めておくべきこと
セミナーの全体像を把握したら
セミナールームを
借りる時間を確認します。
たとえば、2時間のセミナーであれば
前後30分ずつの
計1時間を余分に予約したり
前後1時間ずつ余裕を
持たせるのもいいでしょう。
それが決まったら、受付開始時刻や
役割分担を決めておきます。
セミナーの規模や
スタッフの人数に合わせて
席に誘導する係や
アンケートを回収する係など
明確に役割を決めておくことで
スムーズな進行ができます。
- すべて1人で担当するときの注意点
セミナーの講師が受付から
最後の挨拶までをする場合もあります。
その場合は、できるだけ工程を
減らすのがポイントです。
【減らす工程】
・受付での受講料の徴収
→ 事前に口座振り込みにする
・領収書の発行
→ 名前だけを入れれば良い状態にしておく
・資料の配布
→ 事前に席にセットしておく
・アンケートや筆記具の回収
→ 参加者が退室後に回収する
このように、工程を減らすことで
スムーズに進行ができ
講師としても余裕を持った
振る舞いができます。
- 「参加者がそろわなくて始められない!」ということがないように
参加者の到着が遅れて
セミナーが始められないというのも
時間内に終わらない大きな要因です。
特に、場所がわからなくて
遅れてしまう人は多いもの……。
ですから、事前にメールで
連絡しておくことが大事です。
地図のURLを伝えるだけでなく
近くにある目印や駅の
○番出口を左というように
わかりやすく行き方を解説すれば
遅刻防止につながります。
- 最後に気を付けるべき点
たとえ開始が遅れても
終了時刻を守るのが鉄則です。
その後に予定を入れている人もいるので
終了時刻が遅くなってしまう場合は
先に伝えておきましょう。
予想外のアクシデントが
起きてしまうのは仕方のないことです。
そんなときも、できるだけ
スムーズに進行できるように
事前にシミュレーションを
しておくと安心です。