貸し会議室といえば、
都道府県や市町村が運営する
公的な施設をイメージする人も
多いのではないでしょうか?
また、自分自身は利用したことがなくても
セミナーの受講や会議などで
足を運んだことがあるという人も多いと思います。
このような公的な施設と
民間企業が運営する貸し会議室には
どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、公的施設の特長と
使い分けのポイントをお伝えします。
- 公的施設は競争率が高い
公的な施設を使用する大きなメリットとして
価格の安さが挙げられます。
また、知名度も高く、立地も良いところが多いので
セミナー会場として使用するのに
向いているといえます。
そのため、非常に競争率が高いのがネックです。
施設によって申し込み方法は違いますが
毎月決まった日に申し込みをして
抽選で当選した人が使用できる
という施設もあります。
また、申し込みから
使用が決定するまでに時間がかかったり
前払い制などの規定があります。
- 使い分けポイント
急に会議やセミナーが決まったときに予約できる
民間の貸し会議室を
ピックアップしておくと便利です。
- 使用の目的が限られている
公的な施設には、
施設が掲げる目的・目標があります。
例
市民の文化と教養を高める
男女の共同参画
ですから、会議室を借りる
内容や目的によっては
使用を断られる場合があります。
また、販売などの
営利目的の活動が禁じられていたり
飲食禁止の会場もあるので
会議室を借りるコストや
立地としては申し分がなくても
できることが制限されてしまう
場合があります。
- 使い分けポイント
有料セミナーや物販を希望する場合などは
民間の貸し会議室を。
使用料の安さよりも目的を優先しましょう。
- 人の出入りが多い
公的施設は貸し会議室や
セミナールームの数が多く
その分、人の出入りも多いのが特徴です。
会議中に他の部屋の声が
聞こえてくることがなくても
周囲の環境は気になるものです。
- 使い分けポイント
大事な商談や会議のときなどは
部屋数が少ない貸し会議室を
使用するなどの配慮を。
いかがでしたか?
決して公的施設が良くない
というわけではありません。
ただ
公的施設も民間が運営する貸し会議室も
選ぶときに大切なのは、「目的」です。
立地や会場費の予算に合わせて
内容を変えるのではなく
目的にぴったりの
貸し会議室を選んでくださいね。